人のために生きる

 どこに書いてあったか、忘れましたが、私は、

「自分のためでない人生を生きてこそ、人生は、空しくなくなる」

 という言葉が、好きです。

 今の時代、まず、自分の好きな仕事に就けるか、ということが、問題です。
 でも、よく分からなかったら、先ずは、少しでも好きそうな仕事についてみることです。
 もし、しばらくしても、納得が行かなかったら、転職すればいいのです。それは、決してマイナスの経験とはなりません。

 さて、「天職」に就けたとして、誰のために働くのでしょうか。
 先ずは、自分のため、と、考えるでしょう。
 でも、それだけでは、本当の満足は得られなくなります。
 そういう人は、私を含めて、多いのではないでしょうか。

 それで、今度は、人のために仕事のする、と考えた時、大きな勇気が湧いてくるのではないでしょうか。
 これは、改めて意識しないと、なかなかそう思えないものです。
 努めて、意識的にそう考えましょう。例えば、朝、会社の自分の席に着いたとき、そのように意識するのです。

 松下政経塾のあるリポートに、以下のような記述があります。

「人間は、人間として生まれただけでは、まだ「人間」とは言えない。もう一度、第二の誕生を、迎えなければならない。これが「天命」に目覚めることだ。自分が誰かの役にたてる、ことに気付いて、人のために生きるようになったとき、自分のためだけに生きるより、力強く生きることができるのだと思う。」

 いかがでしょうか?
 とかく、人のために生きる、ということを、私たちは忘れがちです。
 どうか皆さん、毎日、朝起きたら、人のために生きよう、と、自分に言い聞かせて下さい。そうすれば、貴方の人生も、他の人の人生も、豊かになると思うのです。

 

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グリッペン

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