イスラムやアラブ世界では、挨拶に、「シャーロム」という言葉を使う。
これは、平和、と言う意味だが、「欠けることのないもの」も、意味する。
つまり、欠けることのないもの、とは、この世に存在し得ない、ということだ。
彼らは、昔から、平和というのは、あり得ないものだと、理解していたのだろう。
それは、恐らく、砂漠という過酷な環境と、無関係ではあるまい。
厳しい環境だからこそ、少しの甘えも許されず、厳格な自然の掟が支配する世界を、受け入れたのだろう。
戦後、日本は幸運なことに平和が続いて、最早、平和を意識しなくなってしまった。
余りにも、無防備である。
アラブの格言に、
「この世には、気違いの方が、まともなやつより、多いものだ。」
くれぐれも、留意したい。
グリッペン
私の徒然です。
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