そうりゅう型潜水艦

 そうりゅう型潜水艦は、海上自衛隊の最新型の潜水艦である。
 初期型は、スターリングエンジンと、電池を動力にしていたが、現在では、殆んどがリチュウム電池に換装されている。
 初めてX型操舵を装備した。従来の十字型操舵よりも、機動性があり、一枚の舵が損傷しても、残りの操舵でコントロールできる。

 最も特徴的なのは、各種のセンサー、武器システムが、ネットワーク化されており、迅速な状況把握、判断を可能にしている。

 衛星通信を備えており、司令部との直接の通信が可能。

 センサーは、艦首、側面、曳航ソナー・アレイを備え、強力な探知能力がある。

 武器は、6門の魚雷発射管を備え、89式魚雷、対水上戦闘艦ハープーン・ミサイルを発射する。

 防御システムは、デコイ、TCM(Torpido Counter Measure 、対魚雷手段)を備える。

 2009年から就役が開始され、現在、海上自衛隊潜水艦隊21隻のうち、12隻が、同型艦であり、通常型潜水艦隊としては、間違いなく、世界最高の戦闘力を誇る。
 
 

0コメント

  • 1000 / 1000

グリッペン

私の徒然です。