XF-3次期戦闘機

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航空自衛隊の、次期戦闘機、XF-3の開発が、始まっている。
ロッキードとの共同開発ということだが、今回は、機体とエンジンの設計主導権は、日本にあるので、F-2のように、ロッキードに主導権を握られる心配はないと思われる。
しかし、ステルスの面で、危惧がある。それは、エンジンの排気ノズルが、従来の戦闘機と同様な、円形断面であることだ。これでは、RCSが増大してしまう。
それに、やはりエンジンの排気ノズルが、可動式ではなさそうなことだ。
ステルス機の技術実証機である、X-2では、エンジンの排気部に、パドルを設けて、推力偏向が可能だったが、XF-3では、ロシアのエンジンのような推力偏向機構のようには見えない。
F-22でも、二次元推力偏向ノズルを採用して、運動性を高めている。
ステルス機体といえども、以前として、高マニューバーは必要である。
とは言うものの、F9エンジンの採用で、エンジンがコンパクトになり、F-22と比較しても、エアインテークが小さいなるなど、機体が、コンパクトになっているはずで、同一推力であるから、そのぶん、運動性が向上するはずだ。
搭載武器も、F-22以上のものが期待できる。
後は、開発期間と、調達価格の問題だが、イギリス等への輸出ができれば、大幅なコスト低下が期待できる。
無事に初飛行してもらいたい。

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