マーフィーの法則

「落としたトーストがバターを塗った面を下にして絨毯に着地する確率は、絨毯の値段に比例する」

 これは、一番有名な、マーフィーの法則です。
 これは、米空軍が起源と言われています。
 日本でも、80年代に流行ったそうです。
 幾つかの例を、見ていきましょう。

「失敗する余地のあるものは、失敗する」
 だから、失敗の種は、徹底的に潰さなければならない。

「洗車をすると雨が降る」
 雨が降る確率は、そんなに大きくないが、たまたま雨が降ると、とても悔しいので、印象に残るのだろう。

「開発された兵器は使用される」
 原爆は使用されたが、水爆はまだ使用されていないのが、気になる。

「手順が複数あり、破局に至る手順があれば、誰かがそれを選ぶ」
 だから、破局に至る手順は、排除しなければ、ならない。

「10番より古い製造番号の飛行機には乗るな。」
 これは、耳の痛い話である。初期故障が多いことは、どうしても、避けることはできない。

「大事な予定がある日に限って、残業がある。」
 どなたも、経験済みだ。

「試験終了後、部屋を出たとたんに、わからない問題の解方が、閃く」
 いつもタイミングよく閃くとは、限らない。

「フォークダンスは、いつも、好きな人の一つ手前で終わる。」
 いつも、いいところの手前で、終わってしまう。

「機械が動かないことを証明しようとすると、機械が動き出す。」
 肝心なところで動かないのが、機械だ。

「急いでいる時に限って、赤信号ばかりだ。」
 赤信号の確率は、いつもと同じだが、急いでいる時は、赤信号が多く感じる。

また、マーフィーの法則ではないかもしれないが、
「飛行機事故は連続して起こる」
 これは、乱数表を考えると分かる。時として、乱数表は、同じ数字が続くことがある。だから、長い期間で見れば、事故は、同じ確率で起きる。

 さて、皆さんも、それぞれのマーフィーの法則を、見つけて下さい。

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グリッペン

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