この写真は、ロッキード社の鬼才、クラレンス・ジョンソンが設計した、傑作戦闘機で、冷戦前期に、西側でベストセラーになった、戦闘機、F-104を改造した、宇宙船操縦訓練機で、写真のように、垂直尾翼の付け根にロケット・モーターを装備して、空気の希薄な、高度3万m以上まで上昇し、リアクション・コントロール・システムという、主翼の両端と、機首のノズルから、ガス・ジェットを噴射して、姿勢をコントロールするという機体です。
これにより、宇宙船の姿勢制御の訓練をしていたそうです。
機体の3分の1以上が、エンジンで、ミサイルのような小さな主翼により、当時としては、マッハ2を出すことができた、高性能な機体です。
しかし、そのぶん、操縦は難しく、かなり多くの機体が墜落したということです。
いずれにしても、エポック・メーキングな、見た目の美しい機体です。
グリッペン
私の徒然です。
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